中盤過多をどうする
こんばんは。
アドゥリスの衝撃的なゴールから始まった今シーズン、早くも1ヶ月が経過してしまった。
バルサはというと、結果だけ見れば2勝1分1敗の勝点7で5位。
ここ2シーズン、スタートダッシュからの逃げ切りでリーガをモノにしたバルベルデらしくない始まりとなってしまった。
しかし、結果だけにこだわらなければ、
ファティやペレスの台頭
グリーズマンの適応
メッシ不在での大量得点
などなど明るい話題はたくさんある。
中でもここ数日最もクレを賑わせたのは、間違いなくこの2人の共演だったはず。
フレンキーデヨングとアルトゥールメロ。
先日のバレンシア戦、圧巻のプレーを見せた2人である。
彼ら2人に、シャビとイニエスタを重ね、これからの輝かしい未来を妄想してしまった方は少なくないだろう。
何を隠そう筆者もその1人である。
ネットを検索すると、こんな画像も転がっていた。
クレの考えることはみな同じのようだ。
自分だけが変態じゃなくて少し安心。
さて、ここからが本題なのだが、
今シーズンのバルサには、フレンキーとアルトゥールが活躍すればするほど、逆に頭を悩ましてしまう大きな問題を抱えてしまっている。
お分かりの通り、中盤多すぎ問題である。
ざっと名前をあげていくと
フレンキー
アルトゥール
セルジロベルト
アレニャー
リキプッチ
バルサB所属のリキまで含めると、8人もいる。
たった3枠しかない中盤に8人である。
レギュラークラスの選手は6人。これでは、アレニャーやリキに成長の場を与えることはできそうにない。
これがウイイレなら、何ら問題ないだろう。
しかし、リアルの世界では、このような状況は許されて良いものではない。
サッカー選手は試合に出てなんぼであり、トップの選手であればそれはなおさらだ。
ではどうすればいいか?
私が考えられる案は3つ。
①コンバート
幸か不幸か、現在はウムティティの怪我が慢性化し、左CBの控えが不在の状況である。
バルサのCBに求められる能力は大きく2つ。
上質なビルドアップ能力と、独力でカウンターを潰す能力である。
成功例のマスチェラーノは、カウンターを潰す能力が抜群に高かった。いやもうほんとにエグいぐらい凄かった。
その意味で、本人がどう思うかは別として、ビダルの兄貴にも同じことが期待できるのでは?と考える。
ラキティッチはアンカーにも適応できたんだからいけるだろうという安易な考え。
しかし、これもその場しのぎの案でしかなく、根本的な解決にはつながらない。
②442アゲイン
中盤の人数が多いなら、中盤の枚数を増やせばいいだろう、という実に論理的な考え。
ここ2シーズンリーガを制したという保証付きの安心安全な戦い方!
ボランチを4枚中盤に並べ、圧倒的な組織力でがっちり守り、前線の破壊力で敵を圧倒!
昨シーズンまでのメッシスアレスに加えグリーズマンという大砲も備えてその威力は倍増!
これだけは絶対にやってはダメ。
でもやりそうなのがバルベルデ。
せめてリーガだけにしてね。
③冬に売却
結局これしか無いのかなと思う。
ラキティッチやビダルは長時間ベンチに座っていていいような選手ではない。
ましてや、後半の守備固め要員になっていいような選手たちでもない。
どちらもとは言わないが、どちらかの選手とはお別れしなければならない時が来てしまったのかなと思う。
世代交代は世の常。
今からお別れに向けて心の準備をしなければ…